【3】第1回 川井キャンプ場にてソロキャンプ【2023.5】

こんにちは!

川井キャンプ場にてソロキャンプ、3記事目です。

焚火!!

 今回のソロキャンプのテーマ…それは火を使うことです。なんか原人みたいですね。

キャンプと言えば

焚火

ですよね。もちろんしなくてもいいんですけど、できるならやはりしてみたい!

前回の石垣島ではもちろんそんな余裕はなかったんですが、今回は時間もたっぷりあります。

そしてこの川井キャンプ場…

なんと直火が可能です!!!

直火…河原のサイトなので、地面の上で焚火をしちゃっていいということです。ふつうは焚火台というのを使ってやるのがどのキャンプ場も一般的です。ぼくも「直火OK」というキャンプ場に来たのはそもそも初めてです。『ゆるキャン△』でも最初リンちゃんが直火で焚火やってましたね。あれはガチで地面の上に松ぼっくりや薪を置いてましたが、せっかくですし「かまど」というのを使ってやってみます。

本や周りの方を参考に、石でかまどを組んでみます。土台になる石を置き、その周りに風防になるように石を積み立てる…なるほど。

なんかこれだけで、自然のなかでやってる感満載です。うーむたまらん。

前記事でも書きましたが、この日は風が弱くラッキーでした。もちろんときたま強い風は吹きますが、テントが飛ばされるかもしれないと思ったことはなかったです。

 かまどを組んだら、薪を組んでみます。やはりポイントは「空気が通るようにすること」。あんまり型とかはわかりませんが、円錐型というやつがいいらしい。なんとなく落ち葉とかも入れて、中央に着火剤を置きます。チャッカマンでいざ着火!

これを円錐というのかはよくわからない

問題は、ちゃんと薪に火がつくかどうか。燃えてんら~wwとか思ってたら、着火剤が燃えてただけとかよくありますよね。

しばし待つと…

燃えさかる!

キターーー!!

おもわず2ちゃんねらーみたいな喜び方をしてしまいました。薪にしっかり火がつき、どんどんと広がっています。

ま、細いやつを選んだのでそりゃ簡単なんでしょうけどね。それでも、自分だけでできたという実感は何にも代えがたい。

それなりに安定してきたら、太めの薪も投入。はあ~あったけ~。あたたかくなってきた5月ですが、川べりで夜となるとさすがに冷えてきます。手を向けると伝わってくるあたたかさが心地よかったです。

かまどだと、雰囲気がさらによくなりますね。風もさえぎられていい感じです。

いざ、バーベキュー

 というわけで焚火は成功。あとはつどつど薪を足していくだけなので、ごはん作りに移ります。

というかもう19時。今日はブランチのマクドナルド(「ブランチ」という優雅なものではないが)、スーパーで買い食いしたバナナチョコしか食べてません。それでいてウォーキングしましたから、めちゃくちゃお腹が減りました。

てなわけで夜ご飯です。

メニューは

カルボ飯と、豚のバラ肉です。

カルボ飯というのは、これ。

たまたまツイッターで見つけたこちらの動画。「だれウマ」さんのレシピならぼくでも作れそうと思い、この半年間に何度か作ってきました。だれウマさんは筋肉がぼくの100倍くらいありそうで、ワンパンで川に沈められそうです。

高校のころの調理実習でフライパンをめちゃくちゃ炎上させて以降(やさしい先生がけっこうマジで焦ってた)、「おれは料理したら自分か人を殺めてしまう」と思っていましたが、キャンプ飯を作ってみたかったので一念発起。なんとかやってみることに。

で、豚のバラ肉。これは予定になかったんですが、スーパーで見つけてつい買ってしまいました。グリルもあることですし、せっかくなら肉も食っちまおう、というわけです。

まずやらなければいけないのは、炭で焼く準備をすること。「まず」と言いながら、これがなかなかの難関です。薪よりどうも難しいみたいなんですよね。

しかしこれも経験。できるだけ小さい炭を選んで、着火剤とともにグリルの中にいれます。そしてチャッカマンで着火。

まだ着火剤に火がついたばかり

この炭に火が付いたのかどうか、というのがなかなか判断が難しい。というかけっこう時間がかかります。

待つこと数分。小さい炭に火がしっかり移りました。オオー!(まじで一人で声をあげている)

本によると、それぞれの炭にしっかり火がついたことを確認してから風を送るべし、とのこと。火をつけてすぐうちわであおいだりするのはNGなんですね。

根気よく待ち、炭自体がけっこう熱をもって炎が上がってきました。てなわけで、

本であおぐ。笑

うちわとか持ってきてないし買ってもないので、学生時代のように本であおいで風を送ります。小学生のころは「したじき」とか持ってきてましたよね。ぼくは「金色のガッシュ」のしたじきでした。そういえばぼくの髪はどれだけこすってもしたじきにひっつきませんでした。5分刈りだったからでしょうか。

珍しく酒を飲みながら待機

さらに数十分…もうそろそろいいか?と思い

焼きつくしてやんよ

豚バラ肉を並べます。

ただあとで本で確認したんですが、赤い炎が消え、白く燃えるようになってから焼かないといけないんですね。どうもせっかちというか早く食べた過ぎて、まだ炎が出てるうちに焼き始めちゃいました。高速道路の合流で、渋滞してるのに奥まで行かずに手前で入ろうするやつみたいな感じですかね。わかりにくいですね。

本来は、炭に火がついてから30分~1時間は待たないといけないそう。予習が足りん。

しかもあまり早くやりすぎると、肉が生焼けになっちゃうそうです。でもしっかり火が落ち着いた状態の炭で焼くと、肉の中まで火が通るらしいです。うーむそうだったのか。

まあ焼ければなんでもいんじゃい、どうせ明日も休みです。今なんとかなればいいんです。

肉にあぶらが浮かんできました。裏返すと…

「やケトルや内科ーー!」

変換を直すのがめんどくさいしなんかウケルのでこのままでいきます。しっかり焦げ目がついてます!

そのまま裏も焼いて、いざ実食!100均で買ったカトラリーセットの小さい箸でつまみます。

うまい!!!!!

肉、うますぎる。豚、お前は最高。周知の事実。でもやはり、そのおいしさを再確認。ひとりで野外でそのおいしさを味わうのも一興だと思った瞬間です。

てなわけでどんどん焼いていきます。

しかしまあよく考えたら肉ばかり先行して、白米や豚汁のことを忘れていました。肉ばかり食ってたら豚になりますから、主食も摂取せねばなりません。

そこで登場するのが

バーナー&コッヘル これこそキャンプ

バーナーはSOTOの「アミカス

コッヘルというかクッカーというんですかね?お鍋はモンベルの「アルパインクッカー 11+13 セット ディープ」。底の浅いものと深いものがセットになったものです。

これがあったので、最初は肉を買わずに、カップ麺とかで済ますつもりでした。そして結局肉を買い、カップ麺は買うのを忘れるという…。

白米に関しては「サトウのごはん」を3パック買いました。ただ時間がかかりそうなので、先にカップ豚汁をつくることに。

水を入れて、バーナーを起動(起動?)。ガスを出してスイッチを押せば火がつきます。すげ~~。

しばらくしたら沸騰してきました。このお湯を投入すれば、簡単にカップ豚汁のできあがり。即席のカップのものは家でもよくお世話になってますが、こんな簡単に作れるのマジで発明ですよね。

5月の夜の河原で飲む豚汁…。

うめ~~。

思わず「うめ~~」ってほんとの声が出ます。「ふひひ」という声も出ます。だっておいしんだもの。

そうしている間に肉もどんどん焼けるので、箸でとって口に産地直送。この適当で効率の悪いご飯の食べ方、人と行ったときは無理でしょうな。

かたいサトウのごはん、燃え上がる豚肉

で、お次はサトウのごはんの番です。電子レンジでいつも作っていましたが、よく見るとお湯での作り方も書いてあるんですね。

「あたたかいお湯の入ったお鍋の上で、12分以上ふたを開けずに待つ」

お湯でも、気長に待てばできるらしい。てなわけでもう一度水をクッカーに入れて沸騰させるわけですが、

む…?

なかなか水が沸騰しない…

そのときは風が強かったんですかね。バーナーの火力を強くしても、ちょっと沸騰したと思ったらすぐ泡は消え、というのを繰り返すようになりました。

「泡がボコボコ言わないと沸騰とは言わないよな…」と思ってしばらく待ってみますが、やはり沸騰しない。

「まあいいや。そのうち沸騰するだろ。とりあえずサトウのごはんのせとこ」

魔法カード「せっかち」発動。長い間乗せておけばそのうち炊けるだろう、というクソ適当な判断のもとサトウのごはんをクッカーに乗せます。

はたして炊けるのかしら

気長に待つことにして、肉と豚汁、たまに酒をいただきます。このあとカルボ飯も作ることですし、早くごはんはできてほしい。

20分ぐらい経ったので、「ペリッ」とサトウのごはんの封を開けます。

…。

固っ!!

いやくそかたくて草生えるんやが。炊飯器で炊けたーと思ったら2合の白米に対して1カップの水しか入れてなくて、カッチカチのあのときの感じ(語彙力)。全然食えたもんじゃありません。

クッカー見たらまだ沸騰してないし。お前、頑固か?

しかもサトウのごはんの封開けちゃいました。ファーww

すでにだいぶ夜も深まってきたんですが、もう待つしかありません。再度クッカーの上に置いてあたためます。がんばれ、サトウ。

しょうがないので肉を焼きます。で、裏返すと…

ボワ!!!

うおお、炎が上がった!豚肉はやはり脂が多いですから、裏返したときにしたたる脂で炭から炎が上がってしまいました。あちー!!

急いで豚肉君を救出してみたら丸焦げ。

この加減が難しい。火力が弱ければ炭を投入すればいい話ですが、炎が上がるくらいになったらどうすりゃいいんじゃ?でも豚肉だししょうがないですよね。

豚肉投入→→裏返す→炎が上がる→救出→そのまま食べる

というムーブを繰り返してました。

せめて長い菜箸とかあれば救出しやすかったんですけどね。カトラリーセットの短い箸で、燃えさかる炎の中の豚肉君を救出してたので大変でした。まあうまいんだけど。

そんなこんなしてたら、ようやくサトウのごはんがまともな感じになりました。正直まだちょっと固かったですが、もう食べちゃいましょう。人がいたら絶対出せたもんじゃないレベルですが…

それでも環境のせいか、まあまあおいしく感じてしまいます。固いサトウのごはん、カップ豚汁、焦げた豚肉。最初はこんなもんでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

次回はカルボ飯の調理です。

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