こんにちは!
川井キャンプ場にてソロキャンプ、2記事目です。
いざ出発!
なんだかんだ最低限の道具はそろったので、川井キャンプ場に向かいます。
しかしまあ、ずいぶんと荷物をつめこんでしまいました。『ゆるキャン△』でも、友人も言っていたんですが、「やることなくね?」となってしまうのがソロキャンプらしいので、やりたいことをできるだけできるようにしました。

今回を機に購入したカメラだの、本だのタブレットだの…欲望は果てしないため、
「どうせ持てるやろ!」
の精神でつめこみました。クソ重い。
JR中央線の中央特快で立川駅を経由し、昭島や拝島といった主要駅を通り、青梅駅で乗り換えます。立川から先、終点の奥多摩駅までは「青梅線」という呼び名がついているようです。

天気は晴れ。この前日あたりはけっこう雨が長く心配ではあったんですが、キャンプへ行く2日間は晴れの予報になって一安心でした。
青梅駅では対面乗り換え(同じホームで乗り換えることができるやつ)ではなかったので、キャリーケースをふんばって持って階段を上り下りして隣のホームへ。般若のような顔になってなんとか運びきりました。ただでさえ怖いやら、話しかけにくいやら言われる顔なんですが(たぶん表情がわるい)、さらにいかつい顔になっていたと思います。
青梅駅ではすでに緑豊かな雰囲気が漂っています。周りも登山に向かうんでしょうか、アウトドア用の格好をした方が多く見られました。
青梅駅から目的の川井駅は7つ目。15分ほど待ち、電車はゆったり走り出しました。
電車が走るほどに、山奥へきた実感が湧いてきます。東京といってももちろん広いわけですが、やはり印象と言えば、ふつうは大都会の超高層ビル群や所狭しと並んだ建物。まさか西にはこんな自然が広がっているとは。。

しばらく揺られること20分ほど。ついに川井駅に到着!
単式のホームに降りれば、そこはもう自然の中です。ホームからきれいな山と多摩川が一面に見渡せます。
駅から歩いて川井キャンプ場へ向かいます。難所は駅から大通りで降りる階段と、橋を渡ったあとのキャンプ場へ降りる階段。ここをなんとか踏ん張って荷物を運べば、あとはそんなにきつくありませんでした。もちろん般若の顔にはなってしまいますし、少し上り下りするだけでもめちゃくちゃ汗だくになるんですが…。
ちなみにですが、できる限り荷物は減らしたかったので(のわりには趣味の道具をつめこんでますが)、まだ食材などは買ってません。とりあえずキャンプ場にチェックインして、設営を済ませてからスーパーへ向かう予定です。
ほかにキャンプをするらしき方もいたので、ついていきキャンプ場の受付へ。さあさあ盛り上がってきた!!(ひとりで)

事前にホームページで予約だけすませ、受付でお支払い。現金だけかと思ってましたが、PayPayやLINEPayも対応してました。できる限り現金は持っておいて損はないので、キャッシュレスで支払いました。
受付の横には売店やレンタル品のコーナーがありました。20時まで営業しているとのことなので、もしものときには頼りにしてるぜ!
川のほうへ下り、左側が宿泊のテントサイトとのこと。到着したのは14時半ごろで、もうすでに何組も設営をしてゆったりされている方がいました。おお…いい!
前回の石垣島では自分以外では1組しかいませんでしたが、今回はたくさんいらっしゃるので邪魔にならない場所を探して設営します。やはり数メートルは離れたいところです。
ちょうどよく空いている場所を発見。よし、ここをキャンプ地とする!
それではテントを設営…ではなく、いったん椅子だけ出してまったり。全力でキャリーケースを運んだため、このまま勢いでいけば体力はあっという間にエンプティになりそうでした。本にも書いてありましたが、いったん場所を決めたら休憩するのがよさそうです。
テント設営
一息おいたところで、テントの設営をスタートします。テントの設営って、まさにキャンプという感じでワクワクが止まりません。
ぼくは基本的に要領が悪い(あと物事の理解が遅い)ので、こういうのを人と共同でやるとだいたい迷惑をかけがちなんですが、今回は気楽なひとり。ダラダラ~ホげほげ~とやってもだれにも迷惑をかける心配がありません。
レジャーシートを敷いて、まずインナーテント(名称あってるんだろうか?部屋になる部分のやつ)をしきます。幸いなことにそんなに風は強くなかったんですが、四隅にペグ打ちをして固定をしておきます。
僕の持っているテントは、モンベルの『クロノスドーム1型』。バトルドームじゃないですよ。ボールをゴールにシュウ!!!するやつではなくて、ポールをテントにシュウ!!!するやつです。
ポールを組み立て(といってもショックコードが入っていて抜き差しするだけなんですが)、テントに固定します。するとテントっぽいものになるので、あとはフライシートをかけ、ガイラインを張ります。試し張りを前にしていたおかげで、ある程度スムーズにできたような気がします。
ちょっと大変?だったのは、ペグを打ち込んでも途中から急に動かなくなること。でっかい石やハンマーでカンカン打ちこむわけですが、途中からビクともしないことがままありました。下に石があるんでしょうね。なんとかうまく差し込める場所を探しながら全部うちこみました。

で、張ってみてから気づいたんですが、
「入口逆やんけ!!」
出入口を川に向けるつもりだったんですが、おもっきり裏を向いてました。草。「まあどうでもいいカア~」ということで気にせず寝袋やスリーピングマットを出し、キャリーケースも中に入れて完了。
ちなみにこの『クロノスドーム1型』、慣れたら5分で設営できるそうなんですが、ぼくは1時間ぐらいかけてやりました。めちゃくちゃ遅い。ウサギとカメでいえばまちがいなくカメ。カメ界でも最下層かもしれないですね。
昔からやることなすこと遅く、「のろまだねえ」とか「てきぱきやりなさい」とよく親に言われた記憶があります。その遅さは勉強とかでも遺憾なく発揮され、特に計算問題とかをパッパとこなしていかなければいけない数学が苦手でした。中学の三者面談でも指摘されたのを今でも覚えてますね。もちろん高校入試の成績は、数学がダントツに低かったです(大学入試も)。
そう考えると、ひとりでゆーったりやれるソロキャンプはなかなか性に合ってるかもしれません。もちろんグルキャンもめちゃ楽しいですけどね。『ゆるキャン△』で言ってたように、それぞれのよさがありますね。マイペースでできるって素晴らしい。
買い出しへGO!
テントを設営して「これが俺の家じゃ~w」とか言いながら少し休んだら、お次は買い出しです。
ホームページにも書いてありますが、川井キャンプ場の近くには買い出しができるスーパーがありません。隣駅にコンビニがあるようで、それなら徒歩15分ほどだそう。
ただ今回は火をつくってかんたんな調理をするのがテーマなので、やはりスーパーに行きたいところです。
で、事前に見つけたのがコチラ。
スーパー「TAIRAYA 吉野店」。見てみたら、青梅線の日向和田駅から近そう。徒歩15分。これなら行ける!
東北の一人旅(→東北探訪記1【2017夏】)のときは徒歩30分とか40分とかギターかついでやってましたからね。いけるいける。
青梅線は1時間に1,2本は電車があるので、全然往復できます。16時ごろにキャンプ場を出て、18時ごろに戻ってきました。
購入したのはハムやチーズ、豚のばら肉、カップみそ汁、飲料やおかし。さらに店内放送で
「BBQ用の食材や道具もそろえております!」
と言っていたので、そちらのコーナーも物色。チャッカマンや着火剤を買っておきました。もちろんキャンプ場の売店にこのようなものは売ってるわけですが、スーパーで買うに越したことはありません。たぶん。
そもそも重いので買いませんが、川井キャンプ場は外から薪や炭を持ち込むのは禁止です。それらはキャンプ場で購入することにして、スーパーを後にします。

ところが、出てみると雨。さすが山のほうへ来ただけあります、予報がなんといおうと天気が変わりやすいですね。スマホのアプリを見たら「数分後にやみやーす」とのことだったので、少し雨宿りして小雨のときに移動。傘を持ってきてなかったんですが、少し濡れただけで済みました。
無事にキャンプ場へ戻り、薪や炭を買うために売店へ行きます。焚火を眺めてゆったりしたいし、肉などを焼きたいので炭もほしいんですが、「売っている分を使いきれるんだろうか…?」という疑惑が頭をよぎります。いちおう売店のお兄さんにお伺いし、薪は細い薪が数本入った段ボールのやつを購入。「1時間ぐらいで使い切っちゃうと思いますが…」と言われましたが、まあまだ初心者ですし(この先に初心者を脱出できるのかわからないけど)それぐらいでいいやと思いました。慣れてきたら針葉樹とか広葉樹とか、考えて買ってみたいですね~。

炭は一律で、3kg入った段ボールのものが売っているのみ。余ったら引き取ってもらえるとのことなので購入。スーパーでつい買ってしまった肉を焼くには、必要ですからね。別に薪の火で調理してもいいんだろうか?火力の調整が難しいとのことらしいんですが。
そのほかトングやウェットティッシュなど、言われてみるとなかったものも買って、自分のテントサイトへ戻ります。
次は、ずっとやりたかった調理をしていきます。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
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最高!