こんにちは!
今回は東京都の奥多摩にある「川井キャンプ場」でソロキャンプをしてきたので、ブログ記事にしようと思います。川井キャンプ場の紹介をもちろんしますが、ダラダラと書き連ねていくので
「トイレがあるのか知りたいんだけど」
「お前のキャンプよりスーパーがあるかどうかとか早く知りたいんだよ、〇ね」
というように何か情報を求める方はほかへ行かれたほうがいいと思います。ぼく初心者ですし。
そもそもソロキャンプに行くのを決めるまで
というわけで始まりです。たぶん行く前までの話で1記事終わるので、てっとりばやくキャンプの話を読みたい方は次へどうぞ。
ソロキャンプは1回だけしたことがあるのですが(→「石垣島へ飛ぶ1」)、このときはテントをせいぜい購入できたぐらい。現地でのレンタカー代などもあり予算をケチりにケチったので、ご飯はコンビニばかり、夜は寝袋やスリーピングマット(背中に敷くマット)なしでタオルケットのみというビンボーキャンプでした。これはこれで楽しかったんですが、
「もうちょっとマシなキャンプしてぇ~」
と思ったのも事実でした。それからしばらく経ち、昨年の夏ごろ。あるアニメを見ました。
「ゆるキャン△」!!!
アニメにおもっきり感化されるというめちゃくちゃあるあるな流れです。影響されやすい。インフルエンサーの逆。雇用主と雇用される人はエンプロイヤーとエンプロイーだから…インフルエンシー???どうでもいいですね。
アニメを見たら、
焚火。
バーナーでカップ麺。
肉を炭で焼く。
そんな場面が出てくるではないですか。
おお…やってみてえ…。キャンプっぽい?キャンプというんでしょうか。
それに一人でいろいろ最低限できるようになりたい、そう思いました。これまで焚火とかBBQとか、よく考えたら人にやってもらってばかりで自分は大して働いてなかったな…と。
でも一人なら、始めたら自分でやるしかないですからね。

あと思い出したのは、昔 読んで影響を受けた本。題名は『都会(まち)のトム&ソーヤ』。
この物語は2人の中学生が主人公で、ゲームをつくるという内容です。その主人公のうちの一人、「内藤 内人」がすごいサバイバル能力を持ってるんですよね。
彼は幼少の頃におばあちゃんと山に入ったりしてサバイバル能力を鍛えられ、頭脳明晰だけどときどき頓珍漢な行動をするもうひとりの主人公、「竜王創也」を助けるんです。「身の回りにあるものでなんとかする」、そんなことができる子です。
この内人くんに憧れがあったのを思い出し、サバイバルとまではいかないけどキャンプぐらいできるようになりたい。そう思いました。
いまだに続いている大人気シリーズなんですが、そういえばしばらく最新刊をおっかけられてないし、久しぶりにキャンプ地で読もう。そんなこんなで、ソロキャンプに行くことに決めました。
道具をそろえる、冬
で、すぐにソロキャンプに行けたらいいんですが、それでは道具が前と同じまま。いろいろ購入する必要があります。
アニメでも言っていますが、なかなかお金のかかる趣味ですよね、キャンプ。僕にはたいして財力がない(むろん名誉とかもない)ので、はたしてどうしたものか…。そしてどうしたかというと
「そうだ、1ヵ月ごとに道具を買って次の春か夏に実際にキャンプへ行こう」
つまり
「冬は寒くてそもそも旅行とかいやだからひきこもりながら道具をそろえていこう作戦」。我ながらいい作戦です。せっかちにしてはめずらしく、長期間を見据えた作戦です。
だいたい10月~3月、この半年間を道具をそろえる期間にあてることにしました。購入したのは以下のものたちです。
- 寝袋
- スリーピングマット
- ガスバーナー
- コッヘル(ちっちゃい鍋みたいなやつ)
- ミニテーブル
- 焚火グリル
実際に使用したときに紹介しますし、いちいち説明していたら死期がくるので説明は省きます。3万円ぐらいですかね?かかりました。まあ直前になって、買わなければいけないものがもっとあることに気づくんですが…
1か月の給料日のたびに「フヘへへ…次はこれ買うぞ…」と購入するのを繰り返しながら、冬は終了。上のリストのものはすべてそろいました。
キャンプ地を決め、いざ出発
そして春、4月ごろ。
「よし、どこへ行くか…」
場所を決めないといけません。この場所探しとかがけっこう楽しいんですよね。
複数で行くときはレンタカーを借りてましたが、今回はひとり。レンタカーを借りたらめちゃくちゃお金がかかるので手段は…
徒歩。
うむ、徒歩。まじでゆるキャン△と同じ。途中から先生がクルマ出してくれてたけど。俺にも貸してくれ。
まあ江戸時代とかは、徒歩より出でて伊勢神宮とか行ってたみたいですし、これぐらいはできないといけません。
といっても家から徒歩で遠いキャンプ場まで行くのはクソバカアホなので、駅から近いキャンプ場ないかな~と探してみます。
当たり前ですがキャンプ場というのは自然豊かな場所にあるので、公共交通機関では行きにくいところがほとんどです。そんな中で見つかったのが、最初に挙げた「川井キャンプ場」です。
中央線などの立川駅からさらに西に伸びる青梅線の駅、川井駅から徒歩10分。といっても階段の上り下りが大変なのであって、駅からすでにキャンプ場が見えます。
川井駅は新宿駅から1時間半~2時間ぐらいで行くことができます。なんという好アクセス!惚れる!
そして河原のフリーサイトにテントを張っていいとのこと。いいところが見つかりました。
公式サイトから予約ができるので、休みのとれるゴールデンウイークに1泊で行くことにしました。
出発の1週間前
そして1週間前ぐらい。ソロキャンプの本を読んでいたんですが、
「大きい荷物を入れるようなバッグとか、救急セットとか持ってない…」
他にもハンマーやグラウンドシートなど、直前にいろいろ買い出し。結局お金はもっとかかってしまったわけです。
しかもキャンプバッグを買ったにもかかわらず、いざ入れようとしてみたら全然入らないという考えの至らなさ。なんとまあスリーピングマットと寝袋で容量終了。バカかな?
そんなわけで、海外へ持っていったクソデカキャリーケースで出発前日に行くことに決定。当日はキャリーケースと肩にかけるショルダーバッグで行ったんですが、これにキャンプバッグを足すというのもありだったかもしれませんね。
あと、テントを張るのがあまりに久しぶりだったので、念のため試し張りをしにいきました。
やってみたら案の定「このペグどうするんだ…」「この穴は何に使うんだっけ…?」と覚えていないことばかり。途中フライシートをかけるとき、あまりに風が強すぎてどうしようもなかったんですが、通りすがりのおじさまおばさま夫婦が手伝ってくれました。
それで、あとで確認したらそもそもかける方向間違ってました。すみませんご夫婦。
それでもなんとか無事に試し張りは終了。見事に股関節が筋肉痛でバキバキになりながら、当日は行ってきました。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
次回、ようやく出発です。
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