石垣島へ飛ぶ1

 「寒いなあ…旅行したいけど寒いのいやだなあ…」

というわけで石垣島へ行ってきたときのお話です。

どこ行くべかな

時は2018年、1月ぐらい。キャンプにはまってきてテントを買った私。

が!寒い!うーむ。こんな寒さではなかなか初めてのテントを張ろうとは思えません。

が。長い休みがあるので、せっかくならまた一人旅に行ってみたい…。

「せや。南国行こう」

 高校の修学旅行で行った沖縄県を思い出しました。あそこなら冬でもなんとかなるか?

冬があまり好きではないので、できるだけ暖かいところへ行こうと画策。沖縄に白羽の矢が立ちました。

「しかし本島は修学旅行で行ったわけだしな。せっかくなら離島というやつに行ってみるか」

大阪 梅田の本屋で旅行コーナーを物色。「宮古島・石垣島」というワードが並ぶタイトルの本をとってみます。

修学旅行の時の沖縄本島。 よく晴れた

おお…めっちゃ海きれい…。

めちゃくそ写真がきれいだったのでこれは行かねばと決心。石垣島と宮古島で迷ったのは覚えていますが、結局なぜ石垣島にしたのか?よく覚えてないです笑。確か「関空 – 石垣島」だとLCCの「Peach」が一日一往復飛んでいて、それが安かったからだと記憶しています。 宮古島もいつかぜひ行きたいです。

 てなわけで飛行機をさっそく予約。2月に往復で便がとれました。

上記の通りテントを買ったので、冬でも張れるキャンプサイトがあるか検索。無事ありました!

記事にまた書きますが、「伊野田オートキャンプ場」というところで宿泊しました。

「うし!予行練習や!!!」

 そうとなったら旅行の前にテントを張る予行練習です。持っているテントはmont-bellの「クロノスドーム(1~2人用)」。屋根に通す棒(ポール?語彙力がない)のなかにチューブが入っていて、取り外しがとてもカンタン。これならぼくでも一人でできそうだと購入しました。

 しかし生涯で卵を割るのをミスったことが3.4回ある私、不器用さには自信があります。旅行先で初めて張ろうとして失敗するのは困りますので、近所の公園で練習。夜の10時に公園でテントを張る男、どう見てもあやしさ満載でした。

旅行のときの写真。 無事張れた

しかし通報などはされることなく、無事 予行練習は終了。あとは出発を待つだけです。

 ちなみに前回の記事と同様に、今回もギターを持っていくことを考えました。ただ航空会社のホームページを見たところ受託手荷物料金がそれなりにかかるのでケチな私は断念しました。LCCは格安料金なぶん、荷物など追加のものがある場合の料金はそれなりにかかるんですね。

2/6(1日目)

 前日に星空観察の動画でも協力・活躍してくれたやまもと君の家に宿泊させてもらい、朝早く関西国際空港へ出向きます。

・6:30 関西国際空港 到着

飛行機の出発時刻は7時半。そんなに時間もないのでコンビニで簡単に朝食をすまし、いざ乗り込みます。

確かこのとき、だいぶ久々な飛行機利用だったんですよね。ものごころつく前から鉄道が好きだったので、自然と旅行に行くときは鉄道ばかりでした。でも飛行機というのは交通機関のなかでは非日常感が特に高いもののひとつで、興奮ワクワクでした。

もちろんケチな私にとっては「飛行機は料金が高い」というのもあまり使ったことがない理由だったのですが、今回のPeach「関西国際空港 – 新石垣空港」便は片道で9000円ほど。沖縄が旅行先として人気な夏シーズンでもないですから安く、「こんなに安く行けるのか!」とLCCの安さにびっくりしました。

この乗り込むときのワクワク感は何にも代えがたい

 というわけで搭乗。保安検査場→待合スペースで待機→バスで移動、タラップで乗り込みという空港独特の流れ、最高です。

・関西国際空港 ー 新石垣空港

 関空を離陸したのが7時半、確か石垣島に到着したのは10時半ごろ。はるか彼方だと思っていた場所も、飛行機ならあっという間ですね。飛行機のなかでは石垣島のガイドブックを読んだり、うとうと寝たり。けっこう快適でした。

 てなわけで通称「南ぬ島(ぱいぬしま) 石垣空港」に到着。さすがに2月なのでここでも暖かいというほどではないですが、涼しいという感じ。残念ながら今回の旅行ではあまり晴れたとは言い難かったですが、雨がなかっただけラッキーと言えました。

一人旅ならあまりそのあたりの気遣いは必要ないですからね。「曇ってる!アハハ!」と言っておけば終わりです。

 到着後まずは、空港の近くのレンタカー屋さんで軽自動車を事前に予約しておいたので、それを借りに向かいます。

今回 石垣島を一人旅するにあたって、移動手段はどうするかな?と考えました。石垣島には鉄道がなく、バスだけで移動するというのも時刻表に追われそうだし自由じゃないし…。

てな時はやはりクルマ。日本を発展に導いた偉大な移動手段、自動車を使っちゃうことにしました。

実際に借りた車。スリムで運転しやすかった

 実はこの旅行の当時、クルマを運転できるようになりたくてちょっと練習した後の頃だったんですよね。南北朝時代ぐらいに命からがら運転免許は取得していたのですが、「イヤ、アブナイヨ、ウン」と言い続け気づいたらペーパードライバーになっておりました。そこで前年の11月ごろ、運転が激うまな友人に路上で教えてもらったり、帰省のときに親に教えてもらったりしました。おかげで一人で乗ったことはないけど、なんとか教習で習ったぐらいはできそう…というぐらいにはなってました。

で、わりと楽しかったんですよね。自動車学校時代は、仮免許の「みきわめ(第一段階の修了試験を受験できるかみきわめる教習)」で10回落ちるという記録を作り、「絶対才能ねぇわこれ」と思ってたぐらいでした。わりと泣きそう。「2ちゃんねる」で「自動車学校」に関連するスレをめっちゃ読んでました。

でも久しぶりに乗ってみたらわりと?できそうじゃね?楽しくね?って思ったんですよ。

するとやっぱり思うのは

「一人で運転してみたい!でも事故ってこっぱみじんにはなりたくない!!」

 一人でもでかけられたら絶対便利ですし、楽しいはずです。でも横に人がいないときにワニワニパニックになって、なにか起こしてしまうのはこわいです。

と思ってたんですが、今回 石垣島のガイドブックを見たら

「道はシンプルで、交通量も多くなく運転しやすい」

と書いてありました。オオ!これだ!と思いましたよ。というわけで初のひとりでの運転は石垣島ですることにしました。

 てなわけで安く小ぶりで運転もしやすいスズキの軽自動車をお借りし、いざ石垣島徘徊の旅はじまりです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

次回は同じく1日目、実際に石垣島をまわります。

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コメント

  1. […]  前回の記事では「受託手荷物料金を払うのがイヤなのでギターは持っていきまへん」とは書きました。 […]

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