8/4 (3日目)
今日は秋田県をまわります。
はて昨日と同じように快活クラブで朝ごはんを済ませ、今日も自然を感じにいきます。

また川。(笑)
ここは秋田市を流れる雄物川(おものがわ)というそうです。う~む素晴らしい景色ですね!
三角沼公園という広場のあたりに陣取り、またいそいそギターを取り出します。
夏まっさかりですが、川にくるとやはり少し涼しいですね。「夏だから、まだ涼しそうな東北へ」とかいう雑な理由で来たと書きましたが、基本暑いです笑。
押尾コータローの「翼 ~you are the hero~」弾いてたみたいです。いろいろとミスってるのはご愛嬌で。
2番でアレンジしようとして事故ってますね。(笑)
遠くで夏休みの高校生2人組が川遊びしていました。
ぼくにも20年前ぐらいにあんな時代がありましたので、ふとその時のことが思い出されます。
小さい川を飛び越えようとしたらジャンプ力がなく見事 川に落ちましたねえ。
朝を雄物川で過ごし、昨日到着した秋田駅へ戻ります。

秋田駅ではおもてなしとして民謡が披露されていました。
その土地ごとの音楽ってのは、やはりその場所で聴くのが一番です。
歌ってやっぱいいよな。
さて相変わらずコンビニでやっすく昼ご飯をすまし笑、次はなまはげで有名な男鹿(おが)へ行ってみようと思います。
・秋田駅→(奥羽本線)→追分駅(直通)→(男鹿線)→男鹿駅
男鹿は秋田県北西部に位置する男鹿半島に位置します。
ほんとうは「なまはげ館」とかも行ってみたかったんですが、移動の時間がなくなってしまうので断念。

空と海がナイスマッチ!
僕は海がすぐそこの場所で発生した動物ですので、どうもこういった景色が一番落ち着くようです。
この堤防でまたふにゃふにゃとギターを練習します。
全然金使わないし、おんなじよーな事しかやってないですね。僕はそれでいいんですけど(笑)。
ま、逆に一人旅じゃないとこんなふわっふわした旅もできないです。
友人と行ってたらなんと言われるでしょうね。
「快活クラブを7時半に出発して、今日はいきなり4km歩いて川に行くよ。そのあと男鹿へ行って、観光せずにギターを弾くよ。」
うん。殴られるかもね。笑
13時半~15時ぐらいを男鹿の海岸で過ごし、男鹿駅へ戻ります。
アッ!!!

いましたよ、なまはげ!山中から駅まで出張してきてました。
一番右のなまはげはあまりに恐ろしい顔をしてたので目線を隠しておきました。真ん中のなまはげ君は包丁を振りかぶってるので、たぶんこの後成敗するんでしょう。悪い子はいねがぁ~。
しかしまあ、なかなか恐ろしい顔してますね。秋田の子ども、小さいときこんなのに脅されるんですか?
僕が小学生の時は「ねり消し」の売人とかをクラスでしてましたが、そういうのもやばいんですかね。密売とかはやってなかったと思うんですが。。

男鹿駅の時刻表、なかなか本数が少ないのがわかります。
男鹿駅を出発したのは15時台の列車でしたが、移動先の青森に到着したのは20時でした。
これでもまあまあ時間つめたほうだったと思います。
というわけで、秋田をサヨナラバスし、青森へ移動します。
・男鹿駅→(JR男鹿線)→追分駅→(JR奥羽本線)→青森駅

秋田駅から青森駅は、なんと普通電車で3時間。すげえ。笑
しかも駅間が長くて、けっこうかっ飛ばします。1両の車両がトコトコ来たと思ったら、「ブウウウウウウウン」とうなりをあげて秋田、青森の山間を突っ走っていくのはなんとも爽快でした。
途中「こんなとこ人くるんか…?」と思わせる駅もありました。うーむインフラとしての鉄道、すごい。
20時ごろ、青森駅へ到着。がんばって移動したのは理由がありまして…
青森といえば!

そう、ねぶた祭ですね!
夏の東北といえば「東北三大祭り」です。
・青森ねぶた祭
・秋田竿灯まつり
・仙台七夕まつり
が東北三大祭りだそうです。なんとか青森は日程にも合いそうだったので、これは見ねば、ミネルバのフクロウ!

たくさんの山車が目の前を通り過ぎていきます。どれもこれも勇壮、迫力満点。
僕も昔から祭は好きだったので地域の催しにも参加していましたが、ねぶた祭はさすが全国にその名を轟かす祭ですね。スケールがとんでもない。
とりあえず「ラッセラーラッセラー」と叫んでおきました。
このような騒がしい空間だと、独り言をでっかく言っても大丈夫なのでだいぶ都合がいいです。

セブンイレブンのキリンもいました。カワヨ。
ねぶた祭の起源はわかってないらしいですね。坂上田村麻呂の蝦夷征討が関係あるといわれたこともあったようですが、田村麻呂を伝説として残したかっただけかも…とのこと。
坂上田村麻呂もセブンイレブンがある時代に生まれていれば、もっと楽に蝦夷を制圧できていたのではないでしょうか。
「食料ないなあ、、あ、セブンいくか」
みたいな。セブンイレブンあれば食料の心配は大丈夫。田村麻呂は「ななチキ」をおごってくれるあっぱれな男だった、という言い伝えが残ったかもしれません。
屋台で揚げ物を食べ歩きし、夜は疲れた体を癒しにいきますよ。

「青森まちなかおんせん」を訪問。地元の方々と思われる人がたくさん来ていて、銭湯らしさがとてもあって最高です。
無料休憩所もあってくつろげるので、ゆったりできます。ここで寝てしまったらしぬまで安眠できそうです。安らかに、私。
そして宿泊はネットカフェ「D-ポケット 中央店」へ。青森駅周辺はネットカフェが少なく、いちばん近いところはたしか満席でした。なので少し歩いてこちらにお邪魔しました。フルフラットシートが空いていました。助かった。。
この日もよく歩きました。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
次回は、青森をぶらぶらします。
コメント